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トイレが詰まった時はどうすればいい?自分でできる対処法とNG行為をわかりやすく解説

突然トイレが詰まり、流れなくなると焦ってしまいますよね。
しかし、原因によっては 自分で簡単に直せるケースが多数 あります。

この記事では、
トイレが詰まる原因・自分で安全にできる直し方・逆にNGな行為
をわかりやすくまとめます。

1. トイレが詰まる主な原因

トイレ詰まりの多くは、以下の原因で起こります。

  • トイレットペーパーの使いすぎ
  • 流せるタイプのシートを大量に流した
  • 便が大きかった・硬かった
  • トイレに不向きな物を流した(おもちゃ・生理用品など)
  • 排水管に汚れが蓄積している

原因によって対処法も変わるため、思い当たる点があるか確認しましょう。

2. 【最初にやるべきこと】一度水を流し続けない

トイレが詰まったときに 何度もレバーを回して水を流すのは絶対NG です。

便器から水があふれ、床が浸水してしまう危険があります。

まずは落ち着いて、
タンク内の給水レバーを止めるか、フタを開けて浮き球を上げて水を止める
のが安全です。

3. 【軽度の詰まり】時間を置くと自然に直ることも

ペーパー詰まりなど軽い原因の場合、
30分~1時間ほど放置するだけで溶ける 場合があります。

焦って何かする前に、
まずは時間をおいて様子を見るのもひとつの方法です。

4. ラバーカップ(スッポン)で詰まりを解消する方法

最も一般的なのが ラバーカップ(スッポン) を使う方法です。

● 用意するもの

  • ・ラバーカップ
  • ・ゴム手袋
  • ・汚れても良いタオル

● 手順

 1.便器の排水口をラバーカップでぴったり密着させる
 2.ゆっくり押し込む
 3.勢いよく引き上げる
 4.水の流れを確認する
 5.改善しない場合は数回繰り返す

ポイントは 押すのではなく“引く”動作でつまりを引き出す ことです。

5. お湯(40〜50℃)を使って溶かす方法

トイレットペーパーが原因の場合、
40〜50℃のお湯をゆっくり注ぐと溶けて流れやすくなります。

※熱湯(80℃以上)は便器を傷つけるので禁止です。

6. ワイヤーブラシ・トイレ用ローポンプで除去する

固形物や汚れの詰まりが疑われる場合は、
排水管用ワイヤーローポンプ(強力な空気圧で押し出す道具) が有効です。

ホームセンターにも置かれているため、家庭でも利用できます。

7. 絶対にやってはいけないNG行為

トイレ詰まりのとき、次の行為は危険なので避けてください。

  • 何度も強制的に水を流す
  • 熱湯を流す(便器が割れる可能性)
  • 強い薬剤を混ぜる(化学反応の危険あり)
  • 奥に物が落ちているのに押し込む行為

特に「固形物(スマホ・おもちゃなど)」を流した場合は、
無理に触らず業者に依頼するのが安全 です。

8. 自分で直せないケースは業者へ依頼

以下の状況では、プロに頼んだほうが早く安全です。

  • ・固形物を落とした
  • ・ラバーカップで改善しない
  • ・水がゆっくりしか引かない状態が続く
  • ・排水管の奥で詰まりが起きている

多くの業者は 8,000円〜20,000円前後 が相場です。

9. 私の体験談

私も前にトイレが詰まってしまった時がありました。
家にはラバーカップ(スッポン)などのトイレが詰まった時の道具がなく、他につまりを解消する方法も知らなかったため、何度もレバーを回して水を流してしまい、そこら中に水を溢れさせてしまったことを覚えています。
家に何も道具がなく、つまりを解消する手立てがない場合は、潔く業者を呼ぶことをお勧めします。
その時は私も業者を呼んでつまりを直してもらいました。料金は15,000円くらいだった気がします。
皆さんも気をつけましょう。

10. まとめ:落ち着いて正しい対処をすれば多くは自分で解決可能

トイレの詰まりは焦りがちですが、
原因によっては 自分で簡単に直せるケースが多い です。

● 対処の流れ

 1.無理に水を流さない
 2.原因を推測する
 3.時間を置く・ラバーカップ・お湯などで解消
 4.だめなら工具を使う
 5.解決しない場合は業者へ

正しい手順で対処すれば、
トイレトラブルは最小限のコストで解決できます。
対処が上手くいかない場合は業者に頼るようにしてください。


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